八泉 精進料理

八泉精進料理
08 /21 2010
毎年8月は精進料理です。
ここの精進料理は永平寺に見られるようなものではなく、黄檗山萬福寺で有名な普茶料理といいます。
活けてあるお花は、秋の風情でした。
八泉精進花

酒は立山。
八泉精酒

枝豆の摺り流し
枝豆・豆乳・昆布出汁・じゅんさい
完璧な品の良さです。
器は特注とのことです。
八泉精進摺流し

胡麻豆腐、皮を剥いた胡麻から作る、もっちり感は葛で。
ほのかな胡麻の香り、これも素晴らしく品が良い。
八泉精進豆腐

雲片、普茶料理の代表料理です。
椎茸・蓮根・百合根・枝豆・人参・松の実などを葛でとろみをつけた野菜煮です。
完璧な味でした。
八泉精進雲片

飛龍頭・冬瓜・椎茸
飛龍頭の名前の由来も教えて貰いました。
椎茸は抜群の味でした。
八泉精進飛龍頭

八寸
梅の蜜煮・里芋のマッシュポテト様揚げ物生姜風味・柚子皮甘煮の揚げ物・高野豆腐・蒟蒻の胡麻酢和え・蓮根・味噌味の炒り大豆・白芋茎鮨・胡瓜揉み
皿はバカラです。
八泉精進八寸

普茶料理ではあまりにも有名な鰻蒲焼もどき・きぬかつぎ
きぬかつぎは皮も食べることができました。
八泉精進蒲焼

鰻の皮は湯葉と海苔、身はおろした山芋からできています。
八泉精進蒲焼断面

菊の花の酢の物
八泉精進酢の物

青紫蘇ご飯
アルデンテはあまり好きではないのですが、とても美味しくお代わりをしてしまいました。
八泉精進ご飯

香の物
八泉精進香の物

マンゴージュレ
いつもながら、とても品の良い甘さです。
八泉精進水菓子

名古屋の和食で至福の時間を与えてくれるお店は、ここ以外に知りません。


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コメント

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八泉の精進料理、ブログで拝見させてもらって、突き刺さって来るような迫力を感じます。先附から八寸まで、(胡麻豆腐はちょっと崩れていますか)、色といい、形といい、包丁の入れ方といい、料理それぞれが自分の形をくっきりと現わしていて、日本刀のような鋭さまで感じます。
精進料理というものの本質からいって、そういう料理が求められているのは分かりますが、ここまで具現化できる技術に感心します。また、その魅力をきちんと写真に写していただいた、あびたろうさんの技術にも感心。

優れた和料理は、宝のような存在ですけど、名古屋に確固としてそういう店があるのは素晴らしいことに思えます。

この暑さのなか、食欲不振になりがちですけど、私もこの「鋭い料理」を食べに八泉に行きたい気分になりました。

名古屋の宝

湯平さん、こんにちは!

八泉は名古屋の宝だと思っています。
また私のこの道の師匠は、湯平さんと同じように京都料理大好き人間ですが、名古屋では唯一無二の京料理の店だと言っております。

胡麻豆腐の崩れは、一般的な胡麻豆腐が「プリン」とした食感なのに、これは「もっちり、トローン」とした食感に仕上げているためではないでしょうか。

写真が良く見えるのは、料理の素晴らしさとカメラの適正さのためだと思います。
夜の料理には、フジの「200EXR」は抜群の強みを発揮しています。

八泉の精進料理は8月だけです。
チャンスがありましたら、是非試してください。
大将や女将も再会を喜ぶと思いますよ。

(追伸)
藤林晃司氏ご逝去の記事には驚きました。
これからの無量塔はどうなっていくのでしょうか。
残されたスタッフが一念発起し、無量塔を盛り立てていかれることを願ってやみません。

あびたろう

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