八勝館

八勝館
01 /20 2013
八勝館は、私にとって思い入れのある料亭です。
まだ30そこそこの若造だった時、送別会で連れて行って貰ったのが大料亭へのデビューでした。
とにかく、「凄いなあ~」と。そしていつかここへ自分の金で来たいものだと思うようになりました。
40代も半ばを過ぎた頃、念願かなって何回か通ったのですが、その時は懐石料理の食べ方などに無知で、冷や汗をかいたものでした。
そのことがトラウマになったこともあり、懐石料理の勉強を始めました。
今回は、10数年ぶりの訪問です。
素晴らしい門構えですが、正門ではありません。旧門です。
門

敷地の中にこの高層マンションができ、そのことについて女将の話を聞いた記憶もあります。
マンション

これが正門。
正門

左側が玄関、右側の建物の向こうに庭園があります。
玄関1

部屋へ入る前に庭園散策を楽しみました。
玄関先から庭園への通路です。
庭園側から見たもの。
庭

離れに入る萱葺き門です。
庭2

門の奥の離れ。
庭3

有名な「御幸の間」。
庭4

素晴らしい庭園散策を楽しんだ後、部屋へ。
老舗料亭らしく、下足番の男衆が待機しています。
玄関2

酒は「噴井」、四日市のものです。
冷酒なのに陶器の徳利です。
酒1

少し酒の香りがしますが、まずまず飲みやすいお酒でした。
酒2

1月なので、お目出度い雰囲気が残っています。
先附1

先附は、普通。
先附2


先附3

蟹真丈の上に餅がのっています。
出汁は、やや鰹優位。
椀

鮪はやや脂臭く、平目は歯応えが不足していました。
造里

もずくの下にイトヨリ鯛が入っていました。
酢の物でなく、出汁味でした。
汁

一応、八寸なのでしょうか。
味は平凡。
牡蠣

真名鰹の西京焼。
焼き魚

炊き合わせは、海老芋・筍・鴨
炊き合せ

ご飯は、白魚雑炊。
雑炊

香の物には力を入れていないようです。
香の物

リンゴのコンポート・苺・ブルーベリー
アングレーズソースは薄味というか、コクが無いというか。
水菓子

最後は、ほうじ茶。
香り不足。
茶

良く言えばオーソドックス、悪く言えば特徴の無い平凡な料理でした。



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コメント

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う~ん、写真で見る限り普通というか特徴がない料理ですね。料亭は料理代に人件費や建物の維持費が相当含まれている感じがします。
接待や結納とかハレの場には必要な料亭ですが、料理の味うんぬんは考えない方がいいのかな?

下がり藤さん、こんばんは!

そうですね。
おっしゃるとおり、建物や庭園の維持費が相当含まれていると思います。
純粋に料理を楽しむより、ハレの場として利用する所ですね。

良い食材を使った手の込んだ特徴ある料理を期待するならば、人件費・器・室礼・建物などの経費を考えると、京都の大料亭のように料金は片手近くになってしまうのでしょうね。

八勝館・・・名前はもちろん知ってますが、中はこういう感じなんですね。
私のような者が意見するのもおこがましいですが
確かに見た感じは「ふつう」に見えますね。
でも下足番の人があんな風に立ってるんだ!
恥ずかしくて安モノの靴なんて、履いていけないわ・苦笑

実は一度だけ「吉兆」に行ったことがあって
その時の器や陶器のお皿、料理の演出飾り?が素晴らしかったので
それに比べるとここは地味な印象ですね。
「河文」もこんな感じなんでしょうか?
どちらにしても、私には縁遠いお店ですが・・・^^;

あびたろうさん!
明日からシンガポールに1週間行ってきます。
ミーハーなので、あのマリーナベイサンズ目的です。
また報告しますね。
その間に「まあき」行かれるのかな?
あびたろうさんはどんな印象を持たれるか興味あり~笑
夜の「まあき」のアップ、楽しみにしてますね。

では、行ってきます~~☆

でこさん、こんばんは!

下足番の男衆がいると確かに靴には気を使いますね(笑)
京都吉兆は料理の演出が派手で、それに連れて器も派手ですね。
陶芸作家に特注のものが多いと思いますが、琳派、特に乾山の流れが強いように思います。
一方、八勝館は魯山人の流れですから、色使いが抑え気味になっていますね。

河文は変わってしまいました。もう河文は料亭ではありません。
昔は下足番の男衆がいましたが、今は絨毯をひいて土足のままです。
料亭というよりも、昔の建物を使った和食の店です。コンセプトは和モダンだと思います。

満愛貴は、でこさんの旅行中に行ってきます。
帰って来られた時には、アップしてあると思いますよ。

私ども夫婦は暑さに弱いので東南アジアは縁遠いです。
二年半前のバリ島が初めての東南アジアでした。
シンガポール、楽しんできて下さいね。
お土産話、楽しみにしています。

あびたろう

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